知らない番号からのSMSはスミッシング詐欺!URLをタップしちゃダメ

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あなたのスマホ(携帯電話)に知らない番号からショートメールが届いていませんか?

 

宅配や公的機関、金融機関などを装った内容に慌ててしまう人もいますが、実はこのメールはスミッシングという詐欺メールなのです。

 

不安を煽るような文面とURLが記載されていて、ついついURLをタップしてしまい、被害に合うケールも少なくありません。

 

スミッシング詐欺は年々増加していて、私のところにも5~6件届いていました。

 

今回はSMSに記載されているURLをタップしてしまうと、具体的にどんな被害に合うのかを詳しく解説していきます。

 

スミッシングって何なのか、その手口などの詳しい記事はこちら↓↓

 

 

スミッシングはどんな被害に合う?

 

スミッシングの主な特徴は、有名な企業や公的機関などを装ってメッセージを送り、個人情報を抜き出そうとする詐欺です。

 

また、電話をかけるように誘導したり、海外から送信されるものもあります。

 

では、スミッシングではどんな被害に合うのでしょうか。

 

スミッシングの被害は3つ

 

  1. 個人情報が抜き出される
  2. アカウント情報が抜き出される
  3. クレジットカード情報が抜き出される

 

 

個人情報が抜き出される

 

スミッシングの被害の1つ目は、個人情報が抜き出されてしまいます。

  • 住所
  • 氏名
  • 生年月日
  • 電話番号
  • SMS認証コード
など、特定の個人を識別できるものを手に入れ、マルウェアを仕込んだアプリをインストールさせたり、個人情報を不正に売買することが、スミッシングの手口なのです。

 

 

アカウント情報が抜き出される

 

スミッシングの被害2つ目は、アカウント情報が抜き出されてしまいます。

 

アカウント情報からあなたになりすまし、ネットショップなどのオンラインサービスのログインIDやパスワードを使用して、高額な買い物をされてしまうのです。。

 

もし同じIDやパスワードを複数のサイトで使い回していると、複数のサイトで不正利用され、被害が広がってしまう恐れがあるでしょう。

 

※「なりすましによる不正利用」とは、アカウント情報に基づいた決算手段(キャリア決済、〇〇Payなど)を不正に利用されることです。

 

 

クレジットカード情報が抜き出される

 

スミッシングの被害3つ目は、クレジットカード情報が抜き出されてしまいます。

 

  • クレジットカード番号
  • キャッシュカード番号
  • 暗証番号
  • 有効期限
  • セキュリティコード
  • 3Dセキュアのパスワード

 

抜き出したクレジットカード情報を使って、ECサイトで不正に利用したり、ダークウェブで売買されたりします。

 

ダークウェブとは

ダークウェブとは匿名性が守られたウェブのことです。

その匿名性から、違法物品や不正に手に入れた個人情報(私たちの個人情報やログイン情報)の取引など様々なサイバー犯罪に利用されています。

 

 

実際に、2022年のクレジットカード不正利用額は、2021年に比べて106億円も増えているのです

 

引用:一般社団法人日本クレジット協会

 

 

スミッシングの被害に合わないためには

 

スミッシングの被害に合わないためには、怪しげなメールは無視して削除が一番です。

 

とはいえ、正規なメッセージの場合もあるので、対策3つを紹介します。

 

  1. メッセージを確認する
  2. 安易にURLをタップしない
  3. スミッシング対策のアプリを利用する

 

 

メッセージを確認する

 

スミッシングは正規のメッセージを装って送られてきます。

 

利用したことのあるWEBサービスだったり、公的機関からのメッセージはついついURLをタップしていまいがちですよね。

 

知らない番号からのSMSが届いたら、以下のポイントをチェックしましょう。

 

  • 文章に不自然な点がないか
  • URLや電話番号は公式サイトと一致するか

 

本物と似たようなURLに偽装している場合もあるので、迷ったときは公式サイトでURLや電話番号を確認しましょう。

 

各サイトではスミッシングに関する情報を記載していて、SMSでメッセージを送ることはないとのこと。

 

基本的には「知らない番号からのメッセージは無視して削除」が1番です。

 

 

安易にURLをタップしない

 

スミッシングは偽サイトに誘導して情報を抜き出すのが目的なので、被害を防ぐには「安易にURLをタップしない」ことが鉄則です!

 

SMSを開いただけならば被害は発生しません。

 

URLや文章などに少しでも違和感があったら、絶対にURLはタップしないこと。

 

また、お気に入り(ブックマーク)からWebサイトに訪問する癖をつけ、個人情報の入力や問い合わせは公式サイトから行いましょう。

 

 

スミッシング対策のアプリを利用する

 

スミッシングなど、悪意のあるSMSの着信をブロックするアプリを利用しましょう。

 

迷惑電話や詐欺電話をブロックしてくれる「Whoscall」はスミッシングなどの迷惑メッセージにも効果的。

 

「迷惑SMSを振り分け」機能では、迷惑メッセージの種別とURLを識別し自動でフォルダ分けしてくれるので安心です。

 

 

 

※上手くダウンロードができない場合は各ストア(app store google play)「Whoscall(フーズコール)番号識別・迷惑電話ブロック」を検索してダウンロードしてください。

 

 

まとめ:知らない番号からのSMSは無視して削除!

 

「知らない番号からのSMSはスミッシング詐欺!URLをタップしちゃダメ」をお伝えしました。

 

スミッシングはSMSを悪用した新手のフィッシング詐欺です。

 

金融機関や公的機関・宅配業者などを装ってメッセージを送り、偽サイトに誘導して情報を抜き出すことを目的としています。

 

送られてきたSMSは、内容的に不審な点が多いため冷静になれば詐欺メッセージだと判断できるはず。

 

大手携帯キャリアなど一部を除いて、基本的にSMSでの情報発信はしないため、無視して削除するのが最善の対処法です。

 

仮に身に覚えのあるサービスからメッセージが届いても、安易にURLをタップしないこと。

 

利用するWEBサービスの情報を確認したり、カスタマーセンターなどに問い合わせて偽物か本物かを正確に判断しましょう。

 

 

 

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